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郵便局を装う詐欺メールに注意|その手口や対処法を解説

1.詐欺メールとは

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詐欺メールは、詐欺師による不正な詐欺行為の手法の一つで、メール(SMS)を利用して被害者をだます詐欺の形態です。
詐欺師は、被害者から個人情報、金銭、または他の貴重な情報を入手することを目的として、さまざまな手法を駆使しています。

詐欺メールの特徴: 詐欺メールは以下の特徴を持つことが多いです。
 

  • ・送信元が携帯番号なのに件名が企業名となっている
  • ・誤字脱字や不自然な表現が多く、プロフェッショナルな文面ではないことがある。
  • ・緊急性や脅迫的な表現を用い、被害者に早急な対応を促す。
     

詐欺メールは多くの異なる手法で行われ、被害者がその罠にかからないよう警戒が必要です。
詐欺メールは通信端末を持っていれば誰にでも届くと自覚することが重要です。

2.郵便局を装う理由とは

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詐欺師が郵便局を装う理由は、詐欺の成功率を高めるために以下のような要因が関与しています。
 

  1. 信頼性の利用:
    郵便局は一般的に信頼性のある公共サービス機関であるため、詐欺師は郵便局の名前を悪用して被害者に対して信頼感を持たせます。
    被害者は郵便局からの通知と信じやすくなります。
     

  2. 一般的な通信手段:
    郵便局は広く一般に利用されるため、詐欺師は多くの人にアプローチできます。
    郵便局を装ったメールが大量送信され、その中から被害者が沢山でます。
     

  3. 金銭要因:
    郵便局の利用で料金が発生することは不自然ではありません。
    その為、詐欺師は違和感のない題名で騙します。
    例えば、郵便料金の未払いを主題とした詐欺メールでは、被害者からの支払いを詐取することが目的です。
     

  4. 法的脅威の悪用:
    詐欺師は郵便局の名前を使い、法的な脅威を含むメッセージを送信することで、被害者に恐怖心を抱かせ、行動を促進します。
    このようなメッセージは、被害者が不安に陥り、判断力を鈍らせることがあります。
     

郵便局を装う詐欺メールは、その信頼性と普及度を利用して、被害者を欺きやすくするためによく採用される手法です。
詐欺師は被害者の感情と信頼を悪用し、詐欺行為を成功させようとします。

3.郵便局を装う詐欺メールの手口

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詐欺師は、郵便局を装う詐欺メールを送信する際にさまざまな手法を用いて被害者を騙します。
以下に一般的な手口を説明します。
 

  1. 未払い郵送料詐欺:

    • 未払い郵送料の通知を主張するメールが送られ、郵便物を受け取るために追加の料金を支払うように促します。
    • 被害者は誤った情報に惑わされ、指示に従って支払いを行い、詐欺師に金銭を渡します。
       
  2. 未配達郵便物詐欺:

    • 未配達の郵便物があると主張し、被害者に再配達費用を支払うように求めるメールが送信されます。
    • 被害者は郵便物の重要性に騙され、再配達費用を支払い、詐欺師にお金を渡してしまいます。
       
  3. 受取拒否詐欺:

    • 被害者に、彼らが受け取る予定の郵便物を拒否したと主張するメールが送信され、再配達費用や罰金を支払うように要求されます。
    • 被害者は驚きと恐れに駆られ、支払いを行うことで詐欺師にお金を渡します。
       
  4. 詐欺的なリンク:

    • メールには郵便局を装ったリンクが含まれ、被害者がそれをクリックすると、偽のウェブサイトに誘導されます。
    • 偽のウェブサイトでは、個人情報やクレジットカード情報を入力するように求められ、これらの情報が詐欺師に送信されます。
       
  5. ウイルスやマルウェア:

    • ・メールの添付ファイルにはウイルスやマルウェアが含まれていることがあり、被害者がそれを開くとウイルスに感染します。
    • これにより、詐欺師は被害者のコンピュータを制御し、個人情報を盗むか、ランサムウェアを使用して身代金を要求することがあります。
       

注意点として、郵便局が本当に連絡を取る場合は、公式な手続きや連絡方法があるため、不審なメールを受信した場合は十分な検討が必要です。
郵便局を装う詐欺メールには警戒が必要であり、個人情報や金銭を提供する前に確認が欠かせません。

4.郵便局を装う詐欺メールの被害

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詐欺師による郵便局を装った詐欺メールは、被害者にさまざまな形で被害をもたらします。
以下に具体的な被害の事例を示します。
 

  1. 金銭被害:

    • 詐欺メールに対する信頼感から、被害者は追加の料金や未払い料金を支払うことになり、詐欺師に金銭をだまし取られます。
      この金銭は詐欺師によって詐取され、被害者は実際には何も受け取らないことになります。
       
  2. 個人情報漏洩:

    • 詐欺メールがリンクを含んでいる場合、被害者がそれをクリックすると、偽のウェブサイトに誘導され、個人情報やクレジットカード情報が詐欺師に送信されます。
      この情報は後で悪用され、被害者のアカウントが不正にアクセスされることがあります。
       
  3. ウイルス感染:

    • メールの添付ファイルにウイルスやマルウェアが含まれている場合、被害者のコンピュータが感染し、データが破損するか、詐欺師によって監視されることがあります。
       
  4. 精神的ストレス:

    • 詐欺メールによって、被害者は不安やストレスを感じ、心理的に苦しむことがあります。
      特に高額の料金や法的措置の脅威にさらされる場合、被害者の精神的な健康に悪影響を及ぼすことがあります。
       

郵便局を装う詐欺メールの被害は広範で、個人だけでなく法人も影響を受けることがあります。
被害を最小限に抑えるために、詐欺メールに対する警戒心と正確な判断力が不可欠です。

5.郵便局を装う詐欺メールの対処法

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詐欺メールに遭遇した場合、以下の対処法を検討してください。
これらの手順を守ることで、被害を最小限に抑えることができます。
 

  1. 疑念を抱く:

    • 不審なメールを受信したら、疑念を持つことが大切です。
      郵便局からの本物の通知であるかどうかを確かめる前に、疑う姿勢を持ちましょう。
       
  2. 差出人を確認:

    • メールの差出人アドレスや電話番号(SMS)を確認し、本物の郵便局の連絡先と一致するか確認しましょう。
      件名には郵便局となっているのにSMSで送られてきた番号が携帯番号の場合、ほとんどが詐欺なので注意して下さい。
       
  3. リンクや添付ファイルに注意:

    • メールに含まれるリンクや添付ファイルをクリックせず、開かないようにしましょう。
      これらはウイルスやマルウェアを含む可能性があります。
       
  4. 疑わしい情報を確認:

    • メールに含まれる情報が疑わしい場合、正確な情報を入手するために郵便局の公式ウェブサイトや連絡先を直接確認しましょう。
      SMSでリンクがはられている場合、詐欺メールの可能性がとても高いです。
       
  5. 連絡を取らない:

    • 疑念を抱いた場合、詐欺メールに含まれる連絡先を使用せず、郵便局の公式な連絡手段を利用して問い合わせることが重要です。
       
  6. メールを削除:

    • 詐欺メールを受信したら、それを開かずに直ちに削除しましょう。
      悪質なメールを開くことでウイルス感染のリスクが高まります。
       
  7. セキュリティを強化:

    • コンピュータのセキュリティを強化し、アンチウイルスソフトウェアを最新の状態に保つことで、ウイルスやマルウェアに対する防御を向上させましょう。
       

郵便局を装う詐欺メールに対処する際は、慎重な行動が不可欠です。
疑わしいメールを無視し、正確な情報源からの確認を行うことで、被害を避けることができます。

6.郵便局を装う詐欺メールの予防策

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詐欺メールに遭遇しないために、以下の予防策を実施しましょう。

  1. フィッシングメールの識別力を向上させる:

    • メールの不審な要素に注意を払い、誤字脱字、不自然なリンク、急な要求などを識別できるようになりましょう。
       
  2. 差出人を確認:

    • メールの差出人アドレスが正確であるか確認しましょう。
      偽装されたアドレスを識別する訓練を行います。
      またSMSの場合、電話番号にも注意しましょう。
      企業からのSMSが携帯番号で送られている場合詐欺メールの可能性が極めて高いでしょう。
       
  3. リンクと添付ファイルに注意:

    • メールに含まれるリンクや添付ファイルを慎重に扱い、不明なファイルやリンクは絶対に開かないようにしましょう。
       
  4. 二要素認証を有効にする:

    • 重要なオンラインアカウントでは、二要素認証(2FA)を有効にして、不正アクセスからの保護を強化しましょう。
       
  5. セキュリティソフトウェアを使用:

    • アンチウイルスソフトウェアやスパムフィルターをインストールして、悪意のあるメールをブロックするセキュリティ対策を施しましょう。
       
  6. 公式な連絡手段を使用:

    • 郵便局との連絡が必要な場合、公式なウェブサイトや公式の連絡先を使用して問い合わせましょう。
       
  7. 情報を共有しない:

    • 個人情報や銀行情報をメールで共有しないようにしましょう。
      郵便局などの公共機関は、個人情報をメールで要求することはありません。
       
  8. 教育と意識向上:

    • 自身や家族に詐欺メールやフィッシングのリスクについて教育し、警戒心を高めるよう啓発活動を行いましょう。
       

詐欺メールに対する予防策は、個人のセキュリティ意識を高め、詐欺師の策略に惑わされないようにすることが重要です。
警戒心とセキュリティ対策の強化が、詐欺メールによる被害を減少させる鍵となります。

7.詐欺メールに関する相談窓口

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消費者ホットライン(局番なし188)
これって詐欺かなといった簡単な相談にも消費者ホットラインは応じてくれます。
消費者ホットラインは、消費者の権利と安全を保護し、詐欺や詐欺行為の相談にも対処してくれます。
以下は消費者ホットラインを活用する際の手順です。

具体的なステップ:

  1. 問題を詳細に説明:
    消費者ホットラインに連絡し、詐欺被害の詳細を説明します。
    できるだけ具体的な情報を提供し、詐欺師の行為や取引について詳しく説明しましょう。
    ・いつ
    ・どこで
    ・どんな方法で
    ・相手の情報
     

  2. 指導を受ける:
    消費者ホットラインの担当者は、適切な指導やアドバイスを提供します。
    被害者がどのように対処すべきか、法的権利や手続きについて説明してくれるでしょう。
     

消費者ホットラインは、被害者を保護し、詐欺行為に対処するための重要な相談窓口です。
被害にあった場合、できるだけ早く消費者ホットラインに連絡し、専門家からの支援を受けることをおすすめします。

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警察相談窓口(#9110)

警察相談窓口は通報ではなく相談ができるところがメリットです。
警察に通報するということがハードルが高いと感じる人がいるはずです。
そんな人でも気軽に相談できるのが警察相談窓口です。
また相談内容が緊急性が高いと判断された場合、被害届までスムーズに話ができるのが警察相談窓口の特徴でもあります。
被害を少しでも受けた場合まずは警察相談窓口に相談しましょう。

8.まとめ

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詐欺師による郵便局を装う詐欺メールは、被害者にさまざまな形で損害をもたらす危険な手法です。
これまでの記事で詳しく説明したポイントをまとめます。
 

  • 詐欺メールの概要:
    詐欺メールは、詐欺師が電子メールを利用して被害者を欺く手法で、個人情報や金銭を騙し取ることが目的です。
     

  • 郵便局を装う理由:
    詐欺師は郵便局を装う理由として、信頼性の利用、一般的な通信手段の利用、金銭的要因、法的脅威の悪用などを挙げられます。
     

  • 詐欺メールの手口:
    詐欺メールは未払い郵送料詐欺、未配達郵便物詐欺、受取拒否詐欺、詐欺的なリンク、ウイルスやマルウェアなどさまざまな手口で被害者をだます詐欺の形態です。
     

  • 詐欺メールの被害:
    被害は金銭被害、個人情報漏洩、ウイルス感染、精神的ストレスなど多岐にわたります。
     

  • 対処法:
    詐欺メールに遭遇した場合、疑念を持ち、差出人を確認し、リンクや添付ファイルに注意し、二要素認証を使用し、セキュリティソフトウェアを導入し、公式な連絡手段を使用し、情報を共有しない、疑わしいメールを報告するなどの対処法があります。
     

  • 予防策:
    詐欺メールを予防するためには、フィッシングメールの識別力を向上させ、差出人を確認し、リンクと添付ファイルに注意し、セキュリティソフトウェアを使用し、情報を共有しない、教育と意識向上を行うことが重要です。
     

詐欺メールは、被害者に深刻な損害をもたらす可能性があるため、警戒心を持ち、セキュリティ対策を強化することが不可欠です。
個人情報や資産を保護し、詐欺師による詐欺行為から身を守るために、上記の対処法と予防策を実践しましょう。

9.Q&A

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Q1: 詐欺メールの特徴は何ですか?
A1: 有名企業からのSMSなのに携帯番号から送られてくるもの
 

Q2: 詐欺メールを受信した場合、それを開かずに削除すべきですか?
A2: はい、詐欺メールを受信したらそれを開かずに直ちに削除することが推奨されます。悪質なメールを開くことでウイルス感染のリスクが高まります。
 

Q3: 詐欺メールに対抗するための最も効果的な予防策は何ですか?
A3: 送られてきたリンクをクリックしない・連絡しない

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