株式会社絆は防犯・防詐欺対策の専門家です

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今回は我が家を守る防犯対策は何をやればいいかお話させて頂きます。
防犯対策はやればやるほど効果があります。
最初から完璧を求める必要はありません。
そうするとめんどくさい気持ちが勝ってしまい後回しになりがちです。
なのでまずは補助カギをつけるなど簡単なことからはじめていきましょう。
 

日本は世界一安全はもう間違い

かつて日本は世界一安全と言われていました。
ですが最近のニュースを見ていればわかりますがそれはもう違います。
特に詐欺被害や強盗被害の件数はとても多く、更に組織的な強盗殺人のような凶悪犯罪まで起きる時代です。

にもかかわらず自分は大丈夫。
という人が多く存在しています。
この油断、慢心が一番危険なのです。

こういった話をすると不安を煽っていると言う人がいます。
はい。煽ってます。

被害にあってからでは遅いんです。
私が煽ることで一人でも被害者が減るのならいくらでも煽ります。

もう対岸の火事ではないんです。
被害にあった後に後悔しないようやれる所からでいいんです。
防犯対策を少しずつはじめていきましょう。

知ってた？家の侵入経路の約6割は窓

警察庁の犯罪統計資料によると空き巣や押し込み強盗の侵入経路の約6割は窓です。
窓に防犯対策を施している家がほとんどなくドライバー1本で数秒でガラスを割ることができるのがこの結果に繋がっています。

ですがここでひとつ考えて下さい。
侵入経路の6割は窓ということは窓をしっかり防犯対策すれば6割の被害は防げるんです。
ということで防犯対策をいくつか紹介します。

まずは防犯合わせ複層ガラスです。
名称はいろいろありますがガラスとガラスの間に中間膜を挟んでいるものです。
効果的な防犯対策ですがガラス全体を変える為お値段は高めです。
因みに強化ガラスや網入りガラスは名前は強そうですが防犯性は低いので注意が必要です。

次に雨戸やシャッターです。
鍵さえかけてしまえば外側から開けるのは困難でここから侵入しようとはしないでしょう。
ですがこれも後付けの場合、高価です。

次に面格子です。
これは窓枠の外側に付ける格子状の柵のようなものです。
これを付けることによって面格子を外さなければガラスを割っても入れない為防犯効果はかなり高いといえます。
ただ大きめの窓枠には適さない為小さい窓枠にしか使えないのが難点です。
値段は雨戸などに比べて安価で済みます。

次に防犯用フィルムです。
値段的、賃貸住宅などの理由で防犯合わせ複層ガラスに変えることができない場合は防犯用フィルムがオススメです。
ホームセンターや通販でも売っています。
フィルムは厚みがあった方がいいです。
またガラス全面に貼った方がより効果的です。

最後に補助カギです。
これを付けることによって本体の鍵があけられてしまっても開閉を防ぐ事が可能です。
値段も非常に安価な為、絶対にやるべき防犯対策です。
取り付けの際は下側より上側の方が安心です。
なぜなら下側にあるとしゃがんでこじ開け作業が出来てしまいますが上側だと立って作業しなければいけない為目立ちやすく諦める可能性が高くなるからです。
また補助カギは家の中に安全スペースを作るのにも役立ちます。
押し込み強盗から身を守る為には安全スペースに隠れる事が最も重要です。
トイレはカギがついていますがそれ以外はついていない方も多いはずです。
私もつけていますが襖などにも取り付けることができるのでぜひ試してみてください。

侵入経路残り4割は何？

侵入経路の約6割は窓でした。
それでは残り4割は何でしょうか。
まず無施錠の場所で約2割もあります。
玄関やベランダ、お風呂場、トイレなどです。
人間は肩まで入ってしまえば侵入できます。
いくら小さくてもしっかり戸締りしましょう。

最後に鍵のピッキングです。
鍵は一般的に古ければ古いほど、また鍵本体の鍵山（鍵のギザギザ部分）が少ないほどピッキングされやすいと考えて下さい。
鍵ごと変えることができない場合はチェーンや補助カギなどで対応して下さい。

5分耐えろ

家に侵入をしようとする犯罪者。
こんな統計があります。

侵入に5分かかると約7割の犯罪者が侵入を諦め
侵入に10分かかると約9割が諦めます

犯罪者の視点で外から見て10分以上かかりそうだなと思わせる事ができる防犯対策が理想的ということですね。

それでは視覚的に時間がかかると思わせる事ができるものを挙げていきましょう。
まず玄関の鍵を2つにする防犯対策です。
これだけでピッキング犯が玄関から侵入する事はその家に絶対入るという目的がない限り防ぐ事ができます。
なぜなら鍵が2つなので単純に時間が2倍になります。
また鍵が２つの家より1つの家の方が多く存在していてそちらに入る方が楽だからです。

次にガードプレートです。
玄関のドア枠とドア本体に隙間ってありますよね。
そこに針金などを差し込んで鍵を解錠するサムターンまわしをする犯罪者や強引に隙間にバールを差し込んでドアをこじ開ける犯罪者がいます。
よってそこの隙間をプレートでなくすのがガードプレートです。

次に面格子（めんごうし）です。
面格子とは窓の外側全面に鉄などの棒を格子状に取り付けたものです。
これをつけることにより窓ガラスを壊すだけでなく面格子をどうにかする時間もプラスされるので効果的です。

次にシャッター、雨戸です。
鍵付きで外から開けられないものであればとても高い防犯対策効果があります。
これを見てわざわざ侵入しようと考える犯罪者は少ないはずです。
 

防犯フィルム

オススメの防犯対策商品。
防犯フィルムの紹介です。

窓ガラスから侵入されることが多いことは分かったけど窓ガラス全部を防犯ガラスに変える事は金銭的にも簡単ではありませんよね。

そこでオススメなのが防犯フィルムです。
防犯フィルムは窓ガラスに貼るだけで出来る自分でできる防犯対策になります。

フィルムの厚さが厚ければ厚いほど効果は高いです。
また鍵付近だけつけるのではなく全面に貼ることが理想的です。

ホームセンターや100均などでも売っています。
フィルムが薄いものや面積が小さいものはそれだけ防犯効果は下がりますがもちろんやらないよりやった方がいいので自分のできる事から始めるのがいいでしょう。

空き巣の行動心理を知ろう

空き巣は昔からある犯罪です。
その為ある程度行動心理がまとめられていますのでここで紹介します。

まず空き巣は下見をします。
下見の際はスーツ姿でカバンをもった営業風の格好だったり作業着を着てガスや電気の工事関係者を装ったり怪しまれない格好をします。
そして侵入経路の確認や家主の家にいない時間、家族構成や逃げ道などを確認するのです。

また郵便物もチェックされます。
何日分も入っていると留守にしていますとアピールしているのと同じなので長期間不在にする際は新聞などは止めておくといいでしょう。

洗濯物にも注意が必要です。
洗濯物の出ている時間で不在かどうかわかってしまうことがあります。
また洗濯物の種類で女性の1人暮らしなどの家族構成がわかってしまうことがあります。
女性の1人暮らしの場合は男性物のパンツなど一緒に干すだけで防犯対策になります。

犯行のピーク時間は8時～10時です。
以外に思う方も多いと思いますがこの時間帯が出勤などで家を不在にしている確率が最も高いためです。
また在宅の主婦にとっても食事の後片付けやゴミ出し、掃除や洗濯など慌ただしい時間がはじまるのでそのスキをついてきます。

以前も紹介しましたが侵入に5分かかると空き巣の7割は諦めます。
その為5分以上かかる防犯対策を目指すことが第一目標になります。

空き巣は防犯グッズで防ぐ事が有効的です。
他の家と比べて明らかに防犯意欲が高そうな家にはその家に絶対に入るといった理由がない限りまずはいろうとはしないはずです。
その為外から見えやすい位置に防犯カメラや防犯ライト、防犯カメラ設置中のシールも効果的です。
防犯カメラは遠くから見れば本物と見分けがつかないダミーカメラも安価であります。
被害にあってからでは遅いのでやれることから少しずつ防犯対策をはじめましょう。
 

防犯対策は目、光、音、時間

防犯対策に重要な要素は目、光、音、時間です。

まずは目です。
目とは人の目です。
隣人が不審な人を目撃して通報してくれたなど人の目は防犯対策にとても重要です。
その為高い塀や木、大きな物など死角を作ってしまうと侵入者は隠れやすく人の目も届かなくなってしまいます。
そういった死角がある場合特に注意して下さい。

次に光です。
暗い場所が突然光ると遠くからでもかなり目立ちます。
侵入者は暗い場所を好みますのでそういった場所にセンサーで光るライトを付けるととても効果的な防犯対策になります。

次に音です。
音も光と同様に離れた場所でも気づくことができます。
窓ガラスなどに振動ブザーをつけておけば万が一侵入者がガラスを割ったとしてもブザーの音で気づくことができます。

次に時間です。
空き巣などの侵入者は侵入に5分かかると7割が諦めるといったデータがあります。
自分の家の侵入経路を考え全てに5分以上かかる防犯対策を施す事が重要です。

ゴミ出しの時絶対にカギをかけよう

防犯対策以前の話ですがゴミ出しの時にカギをしっかりかけていますか？
すぐそばだから、めんどくさいからといってそのままにしていませんか。
侵入者はそのスキを狙っています。
例え30秒しかなくても侵入するだけなら簡単です。
その後鉢合わせになったら最悪命の危険性まであります。
カギをかけるのはたった1秒程度の労力です。
そのリターンを得るためのリスクが命なんてとても割にあわないですよね。

オートロックや高層階を過信しない

オートロックの家の無施錠の人が多く存在します。
高層階のベランダもまた、無施錠の人がいます。
この2つは防犯対策ではありません。
もしあなたに心当たりがあるなら絶対にやめましょう。

オートロックのマンションに侵入し手当たり次第にドアが開くか確認する泥棒もいます。
この場合家に人がいることも想定している侵入者なので凶器を持っている可能性も十分考えられます。
危険度が高いので絶対に油断しないで頂きたい。

外見を疑え

人を疑うって嫌なことですよね。
ですが防犯、防詐欺対策の観点から見たら正解です。
ではどんなところをポイントに疑えばよいのでしょうか？

家に訪問するスーツ姿の人。
ぱっと見は営業の人かなと思ってしまいます。
皆さんもアポイントもなくいきなり自宅にスーツ姿の人が訪ねてきたことがあるはずです。
ですがここで注意して下さい。
空き巣の多くは下見の際スーツ姿で行動するという統計があります。
普通に歩いていても怪しまれないですし、チャイムなどを押していない時間を確かめている場合もあります。

 

職業を疑え

職業を疑えとはどういった事でしょうか？

まず警察官。
警察官は正義の味方ということで無条件で信用してしまう方は多いのではないでしょうか。
本物の警察官なら信用してもいいでしょう。
ですが電話口で警察官と名乗っただけの場合は絶対に信用してはいけません。
その場合は名前はもちろん所属警察署及び所属部署、直通電話番号を聞いて折り返して連絡すると答えましょう。
答えられない場合は偽物です。
速やかに警察に通報して下さい。

銀行職員。
あなたのカードが不正に使われています。などといい銀行のカードを確認する為自宅に行きますなどといってきます。
はい、この時点でほぼ100％詐欺です。
絶対に何も答えないで速やかに警察に通報して下さい。

役所職員。
役所から個人電話で連絡があったらその時点でほぼ100％詐欺です。
これも無視で速やかに警察に通報して下さい。